腕に数珠を着けている人

私はお葬式以外で腕に数珠を着けている人が苦手です。多分「運がよくなる」と勘違いして着けているんでは無いかと思いますが、着けていたところで「運がよくなる」という事はないかと思うからです。

今起こっていることは、今まで生きてきた言動によって形作られることがほとんどで、偶然は無いことは無いのですが、ほとんど起こりえないからです。将来の偶然に賭けようとすると、現在の努力を怠ってしまう傾向にあります。そのため、将来の偶然に賭けないのが「最良の選択」だと思います。

現在の努力によって人生を豊かにし、その上で奇跡や偶然は起こり得るものです。棚ぼたに時間を割く必要は無いと思います。時間は誰にでも平等に与えられて誰でも自由に使えるものです。ただ、戻す事は出来ないため貴重なものです。
運にばっかり頼って努力をしないと力が付かないため、いざとなった時に大変なことになります。だからこそ、常に運頼みに見える数珠を着けている人が苦手なんです。