クロワッサン症候群

真実かどうかは分かりませんが、ウィキペディアによるとクロワッサン症候群という言葉がある様です。

最初聞いた時に単純にパンのクロワッサンを思い出し「美味しそう」と思ってしまいました。

しかし、内容は全く違うみたいです。クロワッサンという雑誌からこの言葉は生まれたみたいです。

今もクロワッサンという雑誌は有る様です。女性誌ですので、私は全く読んだことが無く、全然内容については分かりません。ただ、この雑誌の変遷がこの言葉を生み出したみたいで、ウィキペディアを気になって読んでみました。

どうもこの雑誌がバブル期?バブル崩壊期に「自立した女性像」という形で「独身を謳歌しよう」みたいな特集を組んでいたみたいです。ちょうど男女雇用機会均等法も施行され、権利が平等になっていく過程だったので、色々な人に刺さったと思います。実際そこで連載している人もシングルマザーで「結婚しない自立の仕方」みたいなのを書いていたみたいです。しかし、連載が終わるや否やその人は年下の資産家と結婚した様です。

クロワッサンの雑誌を読んで、そういった自立した独身女性が輝いていると信じた20代~30代が結婚適齢期を過ぎて、結果的には生涯独身となってしまったケースとして、この言葉が作られた様です。

実はその後、雑誌クロワッサンは「子供がいる家庭の女性の輝き方」みたいに特集を出す様になったみたいです。実際雑誌の内容を信じてしまった人が、「どこにこのやりきれない感をぶつけるのか?」という事で問題になっているみたいです。

自分の人生ですので、雑誌に影響されるのは少し問題があるなと思ってたりします。占いもそうですが、自分の人生を他人に決められるのはこういった縁から遠ざかっているのでは無いかと私は思っております。